非常に効率のいい散気管
2021年2月21日

散気管は何のために使うか

有機物の分解の際には、いくつかの反応が起きることはよく知られています。特に、環境にかかわるの大きな条件としては、酸素濃度があります。酸素濃度が低い場合には、嫌気性細菌による反応が起きます。その様な状況で発生した物質というのは、悪臭を放ったり有害である場合が多くあります。

いわゆる腐敗と呼ばれる現象になる訳です。このような条件は、通常の廃棄物中ではよく起きることですので、このような条件の廃棄物というのは素早く除去する必要がある訳です。そのような際に用いられるのが、もう一つの方法である好気性条件下における廃棄物処理です。これは有機廃液などを酸素が高い状態にすることによって、好気性細菌を活発に活動させて有機物を完全に分解するというものです。

有機物を完全に分解するというのは、二酸化炭素と水の段階まで分解するということです。この際の生成物は、短期的には環境には大きな影響は与えませんので安全な物質となるわけです。したがって、この条件を作ることが大切になってくる訳ですが、それを整えるために使われるのが散気管です。散気管は、形状としてはパイプのようなものに小さな穴が開いてるというものになります。

使う際には、このパイプにポンプなどから空気を通すことによって、その空気を側面の小さな穴から溢れ出させます。そうすることによって、空気が廃液中に十分に広がって周囲の酸素濃度を上げます。酸素濃度が上がったことによって、好気性細菌が十分に活動できるわけです。このように散気管は、廃棄物処理の上では非常に大きな役割を持っています。

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