切削加工の種類を知って質の高い製品を!

金属のような硬質な素材を目的に合わせて柔軟に加工する場合には、切削加工の技術が必要不可になります。このため飛行機の機体のような大型部品から、お台所で使用する調理器具といった身近な日用品まで、あらゆる製品づくりの現場でこの技術が取り入れられています。もちろん業種や現場ごとに切削加工の目的やニーズも異なるため、それに見合った知識や技術そして工具類や工作機械が求められます。そのため加工の仕事と関係するならば、少なくとも切削加工の基本的な種類を知っておくことが肝心です。

まず切削加工の方式を大きく分類すると、転削と旋削の2つに分けることができます。前者は加工対象物を固定した上で、そこへ回転させた工具を接触させながら加工していくもの。切削加工で一般的に最もイメージされるのが、この方式でしょう。転削で代表的な加工方法といえば、やはりフライス加工です。

工作機械の回転軸にフライス盤と呼ばれる工具を取り付け、それを固定された対象物へ接触させながら加工していきます。対象物へのきめ細かい加工も可能なので、その表面を平面や曲面にできることはもちろん、穴あけやみぞ削りで複雑な形状にまで対応することが可能です。その一方で後者の旋削では、加工対象物を回転させて、それをあらかじめ固定した工具へ接触させることで、目的の形状へ加工していきます。この加工方法でよく知られるのが旋盤加工です。

工作機械の主軸にバイトと呼ばれる刃物状の工具を固定し、そこへ回転させた円筒形状の対象物を接触させることで、目的の形状へ仕上げます。工作物の外周を円形や先細形状にしたり、中ぐりやねじ切り、さらに溝を削りといったように、この方法では独自の形状へ仕上げることができます。

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